穂積芳季の日記

「非力な浪人日記」を不定期更新中!過去記事は研究やポケモンについてです。

【非力な浪人日記】#1 それでも理学部に行きたい理由

【前書き】

遂に4月になったので予告どおり、今回から日記を書こうと思う。

 

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さて、記念すべき第1回の内容はタイトルにもあるように「自分が理学部を目指す理由」についてだ。

 

私は以前の記事のとおり頭を使うことに適性が無い。

 

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 となると理学部を目指すことは適性の無い学部を目指すということになるが、それでもあえて目指す理由を自分なりに書いたので読んでもらえるとありがたい。

 

【本題】

私は勉強に目覚めた小5から医者を目指していた。しかし難しいことを学ぶたび、「俺らって勉強している時の脳はどうなっているんだろう?思考する時に脳はどんな現象を起こすのだろうか?ニューロンの絡み合いの立体構造や発火を全く同じにすれば思考は完全に再現されるのか、それとも再現されなくて遺伝情報が関わるのか?意識って何だろう?」と考えるようになり、次第に興味が「脳」に移り変わっていた。そして中3の時には医学への興味は殆ど失せ、「脳科学者になるために理学部に入学する」という意思が固まった。そして高校に入学してから「東北大学 理学部 生物系」を第一志望にして受験した。

 

しかし結果は不合格。更に追い討ちをかけるようにIQという数値でも示されてしまった。

 

そこからずっと進路について考えていた。

「本当に才能や適性の無い自分が理学部を目指してよいのか?」と。

 

私が悩んでいた矢先に先日、駿台から春期講習(生物、化学)のテキストが届いた。

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内容は勿論今までの復習で基礎を鍛えるには丁度良いと思ったが案の定理解が困難な部分も出てきた。その時「やっぱり理学部なんて向いてないのかなぁ…」って思った。

その後、時間はかかったが理解できたので一旦勉強を止めてTwitterを開いたら偶然にも東北大学の研究関係のツイートがあったのでリンク先で詳しく見た。他にもいろいろな研究内容をまとめた記事を読んだ。更に他の大学のサイトのも読み漁った。いつもの癖で一度研究の記事を読むと知的探究心が刺激され、どうしてもあれやこれや記事を読んでしまった。

このとき

 

「やっぱり研究が好きだ。」と思った。

 

そして満足いくまで記事を読んだら夕食の時間になっていた。

 

人は時に己の適性を見極めて妥協しなければならないときがある。もし妥協しなければ成功どころか自らを不幸にしてしまうこともある(受験なら多浪)。しかし私が妥協すべき時は今では無いと思う。確かに自分には理学部の才能や適性は無い。しかしIQを測ったときの臨床心理士が曰く「弱い部分は工夫して補えば良い。例えばワーキングメモリーが低いならメモをすれば良い。イメージするのが難しいなら図を書けば良い。」とアドバイスしてくださった。ならばそういった工夫をすれば改善するのではと思う。また私は高校時代に幾つもの研究大会で賞をもらったし、半年の勉強で共通テストで87点取ったので生物に関しては適性があると言える。要するに諦めるにしてもまだ確かめてもないことが多いのでまだ「適性が無い」とは断言できないということだ。

 

ただそれに安堵してただ努力をするだけでは失敗しそうなのでこれからいろいろな人に助言を頂きたいところである。

 

【今使ったいる文房具】